あちこちに咲いているのを見かけます。
そんな時
亡くなった祖母のことを思い出します。
庭に息づく小さな生き物を愛でていました。
おもと ゆきのした ぼけ つつじ コンフリーetc.
名前はみんな 祖母が教えてくれました。
そう言えば
鈴虫を知り合いから貰って育てていました。
ずいぶん沢山増やして 人にもお分けして…。
鈴虫が鳴く時期になると思い出します。
六十代半ばで夫である祖父を亡くし
その後三十年余りの月日を独りで暮らしました。
寂しさは 知る由もないですが
生き物は 祖母の心の穴を
埋めていたのかもしれません。
明治生まれの人でしたから
気丈な人でした。
他人の為に 労を惜しまず
飛び回っていたように記憶しています。
最近染々と思います。
誰か ではなくても
何かを育んだり 手をかけて愛を注ぐことは
生きて行くのに とても大切で
必要なことのような気がします。
愛は 受け取るだけでなく
愛を注ぐ存在を必要とするのかもしれません。
誰かのくれた沢山の愛を
また 自分を通して誰かへと届けられたら
素敵✨です。
鈴虫もプリムラも
我が家には未だ無いけれど
この場所が 愛を注ぐ場所になりますように…。
そして できるなら
愛が溢れる場所になりますように…。
祖母が分かった鈴虫のように
誰かの許に愛が流れていきますように。
あなたの愛を注ぐものは何ですか？
あったら幸せな気がします。
あなたと あなたの愛を受けとる人が
幸せでありますように…。
あなたの幸せをお祈りします。
mary
