風の便り
何の前触れもなく
ずっと会わなかった人の消息を
他の人から知らされることがあります。
知らされた様子が幸せなら…。
『良かった』と
思います。
もし 逆の立場なら…。
知らせてくれる人の口を借り
誰かが自分のことを伝えてくれる
・・・そんな日があるのなら
やはり幸せな様子を伝えてくれたら
有り難いと思います。
幸せとは…。
何なのでしょう。
言葉にすると 不確かで
曖昧な気がしてしまいますが
決して そうではないような
確かで 温かい一瞬だと
感じるようになりました。
ただ 他の人から見えたり
判断されるものでは無い
全く個人的なものなのだと思います。
わたしの幸せは
わたしが感じて
わたしの宝物であって
誰かの幸せと同じにはなりません。
誰かの感じるものでもありません。
誰かの宝物とは違います。
そして ただ一瞬に在るもののような
気がするのです。
その幸せが
自分の内をだんだん満たしていって
静かに溢れ出し 流れた先にいる
誰かのところまで届くかもしれないと
思うようになりました。
例えば
出逢った人の幸せを祈る先に
届くかもしれません。
例えば
地球🌏の寿命が長らえることを願ったら
自然が蘇えるようにとか
水を美しいままにとか
今迄とは違う
選択をするのかもしれません。
etc.
それには 自分の周りに在る
沢山の小さな幸せを感じて
自分を元気にして
何が起きても
揺るがない
羨んだり
貶めたり
悔やんだり
責めたりすることを忘れるくらい
幸せを感じていられたら。
心の内が 満たされて
もっと 幸せを感じるセンサーが
研ぎ澄まされて 満たされて
流れていかれるのかもしれません。
もしかしたら
他の人のことが より見えるように
なるのかもしれません。
そして 他の人が何を必要としているのかを
見ようとするかもしれません。
そうして
自分が幸せを感じることを
分かち合おうと
思うかもしれません。
・・・そんな風に
分かち合おうとしている人を
沢山知っています。
温かい瞬間を
互いに心地よく受け取って
送れたら素敵です。
自分がギリギリで
幸せを感じられずにいる時には
見えなかったことが
一瞬の幸せを感じたら（…感じ続けたら）
『見えるかもしれない…？』
そう思うようになりました。
そんなことを思いながら
一瞬の幸せを探して 見つけて
瞬間瞬間の
幸せの中にいたら
ある時に 本当に響き合って
誰かと一緒に
幸せが膨らんでいく瞬間に出逢います。
想像してください。
大好きな人が笑っている
幸せな姿を。
想像してください。
苦手な人が
いつになく機嫌よく笑っている
幸せそうな姿を。
想像してください。
あなたが 『生きていて良かった』
そう 笑いながら泣き出しそうにしている
幸せな姿を。
会ったことの無い人の幸せな姿は
想像できないけれど
出逢った人の隣に居る人だったら
私は知らなくても
あなたを通して
幸せの欠片が
届くかもしれません。
この世界が
幸せな姿を想像すると
幸せな気持ちは大きくなります。
届きますように…。
🌏地球の隅々に。
あなたのところまで。
幸せの温かい流れが 届きますように…。
あなたの幸せをお祈りします。
mary
