『塵も積もれば山となる』
日本には 沢山のこんな言葉があって
『あっ。そうか。』
と 思わせてくれる。
小さなことを毎日続ける…。それは
例えば
＊寝る前に
一日の中で良かったことを思い出し
感謝して眠りに就くこと…。
＊朝起きて
コップ一杯のお水を
最初に口にすること
＊毎日同じ歌を唄うこと…etc.
・・・だったりする。
ほんの小さなこと。
時々忘れたり
できない状況が起きたとしても
毎日続けることにしてみると
できなくはないのだ。
でも。 やらないことが多い。
大抵は 頭の中で『続けることが苦手』だと
思いこんでいる…。
時々忘れたり
さぼっても
その経験は自分を創っていく。としたら…。
始まりは できるから始める…。のでなく
『やってみたい』から始まって
そして 止めないで続けている…。くらい
《緩く》て《だいたい》で
いいのかもしれない。
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想像してみよう
図書館や本屋さんへ行った時
例えば
分厚い本が興味を惹く。
初めはどのくらい時間がかかるだろうと
考えるだけで 気が遠くなるかもしれない。
どうせ読みきれない。
・・・無理だと思う。
そして
その前を通り過ぎていく自分の姿…。
頭に浮かんだだろうか。
ところが 一回り歩いてきて
やっぱり本を手にする自分も
・・・居て良いのだ。
それとも 振り返って戻って来る自分も
・・・居るかもしれない。
さて、その本を手に取ったら
どんな気分になるだろう。
ワクワクする？
手に取った本の
最初の一頁を開いたら
世界が変わって見えるかもしれない。
一文字ずつ順番に読んで
最後のページに辿り着く
自分の姿を想像して
ワクワクしないだろうか。
手に取らなかったら
その本の中身を知ることは
一生無いかもしれないのだから…。
では…。
場面を変えて。
行きたい場所が山の頂きに有る。
そんなことも
時々あったりするかもしれない。
山登りに…。
歩くのは苦手だから。
そんな暇は無いから。
家族が反対するから。
・・・やらない理由を探したら
山ほど見つかる(笑)
『行きたい』
その思いだけは確かに感じる。
そして 家の周りを歩いてみる。
毎日…。ではなくても
週に一度散歩をする。
一日おきに 車を使わずに出掛けてみる。
自分の足の調子と相談しながら…。
いつの日か 《山の麓に立っている自分》
頭の中で想像してみられるだろうか…。
初めの小さな一歩を踏み出さなかったら
そして 歩き続けなかったら
頂上に有る 行きたい場所に行くことも
帰って来ることも
きっと山に触れることもなく
・・・見るだけで終わってしまう
それは 紛れもなく
少し前の私の姿だ。
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そうやって
一つ一つ言ったら切りがなくて
耳を塞ぎたくなる。
目を瞑りたくなる。
だって
やっても やらなくても
生きるのには
余り大切には感じないことだから。
小さなことをやっても
誰かには見えないし
自分にしか解らないのだ。
だけど 昔の人が言ってたみたいに
やっぱり 小さなことは
始まりで 大切な気がする。
例えば
小さなホコリや髪の毛でも
掃除をしなかったら
部屋いっぱいになってしまう。
例えば
小さな《嬉しいこと》を見つけると
だんだん自分の中に
《嬉しい》が一杯になって
毎日小さな嬉しいことが見つかって
大きな幸せになるかもしれない。
どうやら
塵も積もれば山になる。
それは本当らしい。
それは 紛れもなく
今の私の実感。
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日本には 素敵な言葉が沢山有って
その言葉には力が有って
私たちを助けてくれる。
それは 最近よく耳にする
《言霊》かもしれない。
昔の人は 言葉にすると
形になると信じていたから
やたらなこと（忌み嫌う不吉なこと）は
口に出さなかった。・・・らしい。
その代わり
後世に残るような 励ましや
戒めや ちょっとしたウィットが詰まった
言葉を沢山残してくれている。
古え人の知恵袋が 一杯詰まった
日本の言葉。
探し出して唱えたら
よいことがやってくるかもしれない。
今日の曇り空の下
あなたが 小さなことを見つけて
始めているかもしれない。
そんな想像をしながら
同じ空の下
あなたの幸せをお祈りします。
mary
