大袈裟なことのようですが
ふと 頭に浮かんだ問い…。
『もし今日で世界が終わるなら
最期に 何を食べたいだろう…。』
・・・最後の晩餐。
なかなか答えは出てこなくて
それでも 何かある筈…と
問いの答えを探してみます
年齢からなのか
それとも
毎日 テレビやSNSの画面に
命の危機を見るからか
それとも
外食をしなくなったからなのか
理由は
何でもよいのだけれど…。
これから食べる食事が
もし この世界で
最後の食事になるのなら
『何を食べたい…？』
行き着いた答えは
『お寿司。』
それも 回らない(*^-^*)
お寿司でした
豪華でなく
お腹いっぱいでもない気がして
食べたいと思う大抵のものは
自分で作って食べられるのに
可笑しくなって
最期に お寿司が食べたいと
思う自分は つくづく
『日本人だなぁ…。』
と 感じてしまうのです
そうして思い描くのは
お祝い事や 特別な日に頂いた
お寿司を食べた時のこと
平和で 穏やかで
自由な暮らしを 知らぬ間に
想うのかもしれません
子供たちの笑顔や
大切な人と
一緒に食べたお寿司が
『食べたい。』と
思うのかもしれないけれど
そんな幸せな日が…いいえ。
もっと幸せな日を迎える時が
きっと近い未来に訪れて
お寿司…食べるのです
最後の晩餐…でなくても
身体を元気にしてくれる
食べたいものを 食べたい時に
食べられるのは素敵なこと
手作りしたり
テイクアウトしてきたり…。
生き物の命を頂いて
命を生きて
食べたいものは
美味しいものを食べること
だけではありません
そこに籠った愛情や
その空間ごと
ご馳走になるのだと気付きます
小さな子供たち
これから生まれる小さな命
もう大人になった人たちも
楽しく 安心して食事して
食べたいものが
思い浮かんで 幸せを感じたら
それは 宝物なのかもしれません
肌寒い空気の雨降りが続きます
心も身体も暖まる
美味しいご飯食べていますか？
食欲の秋は もう直ぐです
この世界の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
