完璧なものを求めるあまり
人として…。ではない
違う領域に行きたくなることが
あるかもしれない。
それが科学の力や
医療の力によって
次々に現れていく。
・・・進歩という名のもとに。
人は何故
人に生まれて来たのだろう…。
進歩という領域へ どこまでも
手を伸ばしていくのだろうか。
神様や天の使いは 何でもできて
人が代わりをしなくても
困らないのに
それなのに 人は生まれ
沢山の重りを持って
沢山の課題も描いて
沢山の…。ではない命の時間ですら
ちゃんと設計図にして
人として生まれてくる…。らしい。
何故？
過去の叡知や関わりまでも
見えないように固く封印して
空を飛び
言葉さえいらない世界から
羽を畳み 何種もの言葉を得て
それぞれを理解する方法を
必要とするように生まれたのだろう。
不自由な重い肉体の中に居て
長くて 僅か１００年。
その間 元気で長生きする為なら
何をしてもいい…？
どんなこともしたい…？
本当に？
これは自問自答
・・・時々立ち止まって考えるのです。
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面白いものは
必ずしも完璧じゃない。
予想できるような
誰がみても納得できること
だけではない気がします。
周りの誰もがすることを
同じようにしなければ
変な人…。
可笑しな人と言われるかもしれません。
それは
医療との関わり方でも
命に関わる選択でも 同じ…。
知っていると思っているのは
この世界に生まれて
今まで 見、聞き 経験したことで
知らないと思っているのは
頭の隅に引っ掛かる
『何か』のこと。
今までと同じなら
安心することもあるけれど
それだけでは…。
わたしの求める 完璧には
ならないような気がします。
誰かが思う完璧なものに
全く魅力を感じなくなって
自分の内に感じる完璧が
活き活きと感じられるように
なったのかもしれません。
鮮やかに 美しい完璧な世界
それは 心の中に描けます。
空の色 風の動き 日の光が映ります。
それと同じに感じるものに
惹かれるから
違うものを 誰かに勧められ
頷くことはありません。
遠くにあった 『何か』が
今は 近くに感じ
近くに在ったと思っていたものが
本当は 遠く
不確かなものだったように感じます。
未だ途中…。
行く先も 完璧な形も
まだ 未完成。
そして 何も決めずに
人として 今日を生きてみる
それだけに集中します。
誰かのものではない
わたしの人生を
完成する為に…。
出逢う全てに 感謝します。
この世界に生まれて
出逢ってくださった
あなたが 幸せでありますように。
mary
