あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨真っ白


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常に心の中を真っ白にしていたら

何かがやって来て  何者か解らなくても

自分に透かして見られるから

怖いものは無いような気がします。

 

例えば

或る人の正しさは

その人の正しさだから

その人が幸せでいる為に必要です。

 

けれど  それは 

必ずしも私の為の正しさや

私の幸せに必要なものではない

気がします。

 

それも  自分が真っ白でいなかったら

出逢った時の衝撃や

濃い個性に魅せられて

きっと  境が見えなくなってしまいます。

 

誰の正しさで  誰の幸せの為のものか

解らなくなるのです。

 

 

また他に  例えば 

誰かの信じるものが

その人を強くして 

生きやすくするものだった。

・・・として

同じように  信じることが 

 

私を強くしたり  生きやすくするとは 

限らない気がします。

 

真っ白になって  生きながら

本当に必要な信頼なら

見過ごす筈は無い気がします。

 

もし、見過ごしても

また訪れて  1つずつ

私の一部になっていくような気がします。

 

自分の心が

濁っていたら

より美しいものは

見えないかもしれません。

 

何かの色に染まったままなら

違いによって  良し悪しの

是非を感じるかもしれません。

 

人の創る  この世界は

沢山の色に溢れて

 

沢山の真実や

沢山の信じるものに溢れています。

 

それは  一人一人が満たされる為に

必要なのだと思うようになりました。

 

よいことを伝えるのが仕事なら

その人の仕事が終うように 

そっと耳を傾けます。

 

それは  私にとって

大切な学びだと思うのです。

 

けれども  その中に全て浸かってしまうのは

少し違うような気がするのです。

 

私には  私の大切な世界が在って

それが  私の幸せの種だから

私はその種に忠実に  心を寄せて

育てるのが仕事です。

 

その為に  いつも心を整えて

真っ白にして  外の世界に向かうのが

丁度良いことなのだと

思うようになったのです。

 

頑なにならないように気をつけて

けれど  迎合することもないように

私が私で居る為に用心します。

 

真っ白でいるのは 

他の色を見ないことではありません。

染まらないことでも

ないような気がします。

 

いつも楽しく交わって染まったり 

散らかしたり  泥んこになってみます。

 

その後はまた  真っ白に洗い流して

整える  楽しみがあるのです。

 

洗うのが上手になるのは

沢山のことに出逢うから…。

 

落ちにくい色を  工夫して

洗い流してきたからです。

 

年を重ねる度

洗い方を幾つも知って

より 真っ白に近づいていく

 

目の前の人の色鮮やかな

美しさを大切に感じて

 

時には染まり  また白くなって

幸せを感じます。

 

私は真っ白で自由なのが好きだけど

あなたはあなたの色でいい。

 

美しい  その色の世界の中に

幸せを感じられますように…。

 

秋色に染まり始めた世界の中で

あなたの幸せをお祈りします。

mary