朝の空
いつもと同じルーティーン
例えばそれは
神棚に向かって手を合わせ
今日が在ることに感謝して
お礼を伝えること
仏壇に向かって手を合わせ
今日に生かして貰えることに感謝して
お礼を伝えること
それから
いつものように空を見上げて
毎日違う空に出逢って
嬉しくなること
そんな ささやかなことです
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春を迎えた今ならば
庭に出て 芽を出した草木を見つけ
咲き出した小さな花に目を止めて
小鳥のさえずりに耳を澄まして
昨日までのいつもとは
少し違う
そんな今日の一日を過ごします
静かな繰り返しの中で
いつものように…。
同じだけれど 同じではない
周りの世界を感じながら
同じ日常を繰り返します
自分の中で 時々
いつもと同じではない日も
やって来ますが
休む時も有るのだと
そう 思うことにしたのです
生きていると 周りの世界でも
色々なことが起こるから
そんな時もあるのだと
思うことにしたのです
過去には
この静けさも 穏やかな日常も
自分に与えられた世界のことを
許せなかった日がありました
何故なのか
自分だけ幸せになってはいけないのだ と
強く思って居たのです
けれど そんな罪悪感や悔恨は
一つ一つ拭い去って
今の中に在ることにしたのです
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毎日のルーティーン
それは
いつもと同じ
安らぎを与えてくれます
変わりゆく世界の中で
揺るがない…。
日本に生まれて 生きてきたから
毎日が在ることに感謝して
神様 仏様に
日々手を合わせることを許されます
いつもの世界が
心の中に広がって
《わたし》を創っていくのです
いつもは
何処ででも
誰と居ても
変わらずに
《わたし》で
居させてくれます
いつもは
安らぎに変わります
安らぎは 心の中に広がって
《わたし》になっていきます
何気ない ささやかな繰り返し
その一つ一つが《わたし》になって
今日の日を送ります
そして 暖かい光の中で
あなたの幸せをお祈りします
mary
