オリヒメは ロボットです
見た目は 宇宙人グレイのようですが
一人の ひきこもりを経験した
若い研究者が
この世界の孤独を無くす為に
発案し 起業して
創り出したのだそうです
オリヒメは ロボットです
物理的に会えない場所
例えば たった一人家族から離れて
無菌室にいる人が
愛する人の許に居る オリヒメを操作して
周りの世界と繋がる感じ…なのだそうです
電話でもできそうなこと だけど
電話では果たせない
周りの人も オリヒメと居ると
操作している人を
オリヒメと共に身近に感じて
オリヒメに操作している人が
乗っている感じ…らしい
ある人物が『其処に居る』と 思える
ロボットなのだそうです
～～何度かNHKの番組で取り上げられ
オリヒメを実際に使っている人の感想も
紹介されて
それはとても興味深いものでした
そして番組の中では 寝たきりの青年が
ケーキ屋さんの店頭に置かれた
オリヒメを操作して
受け答えする接客の仕事をしていました
そんな 働き方もできるらしいです
オリヒメは 持ち運べるロボットです
人と人を繋いで 孤独を無くすことを
目的に創られたロボットですが
特別優秀なＡＩを使っているのではなく
特別最先端な機能も仕様していないので
大学在学中 発案したばかりの時には
周りの大人たちから
研究ではないからと 認めて貰えず
製作を却下されたとか…。
だから 自ら起業して
必要な人＝孤独な人に
オリヒメを届けているのだそう…。
本当に大切なものは誰にでも
見えるものではないのかもしれません
大人のわたしは
大人なのに 大人だから
大人でいるのが 怖くなります
オリヒメは この世界に在る
孤独を無くす為に創られた
ロボットなのだそうです
今のわたしには まだ必要では無いけれど
きっと 会いたくても会えない人が
必要とする そんな場所がどこかに
あるような気がします
心の乗り物は 他にもきっと
沢山あるのだと思うけれど
皆が 必要に応じて
乗り物を使えたら 素敵です
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体は霊（たましい）の入れ物
乗り物らしいので
その乗り物である体が 思ったままに
動かせたら 素敵だけれど…。
事故や病気や 様々な理由で
それとも移動の制限がある為から
会いたくても会えない
やりたくても出来ないことが
会えたり できたら素敵です
もしかしたら 心だけでも…。
其処に居る…そう思えたら素敵です
人では不可能な 場所や場合に
代わりになって仕事をするロボットには
人の力を補う可能性が まだまだ
秘められているのかもしれません
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チグハグな出来事がある時
何が起きているのかと
一歩下がってみることがあります
自分以外の思考を感じて
ややこしくする前に
一区切りついてみようかと提案して
その場から離れてみます
そうすると 見えなかった物が現れたり
見なくて好いものが消えてしまって
自分の力で何とかしようと
足掻くことが 可笑しくなって
止めてしまうことがあります
それは 投げ遣りになるのとは違って
なるようになっていくことを
邪魔しない…みたいなことです
思ったことを遠慮せず
思ったままやって 周りの世界と
調和していたら 本当に素敵です
〇〇だから好い 悪いとか
断定することも
意味を持たなくなるのかもしれません
年も性別も
容姿や名前さえ白紙になって
ただ 一つの命として存在して
思いのままに居られて
自然に 調和していたら
それが 時宜に叶う
と いうことなのかもしれません
オリヒメというロボットだけでなく
何かに手助けして貰って
この世界の孤独が 形を変えて
心の中で 生きる灯火になりますように…。
孤独は 刃にもなるけれど
孤独と共に在るから知る想いが
あるのだと思うから
抱いた孤独から生まれたオリヒメが
誰かの心を乗せて動くように
孤独の先に在るものと
出逢えますように…。
この世界の片隅の
雨に緩んだ空気の中で
あなたの幸せをお祈りします
mary
