同じこと同じ場所 同じ人etc.
今の中の全てには
自分の好ましいことと
そうでないことが
含まれているような気がします
その割合が少しずつ違って…。
大好き…が有ったり
大嫌い…が有ったりして
どちらでもいいのは
もしかしたら
興味が薄い？のかもしれません
『愛の反対を 無関心だと』と
言ったのはマザー・テレサでしたが
以前のわたしには
分からなかったことの一つでした
愛の反対を 憎しみや恨みだと
思っていたから…。
考えの合わない 嫌いだと思う人を
縁があるなんて思いたく無かったし
例え縁が有ったとしても 逃げ出したくて
離れることしか考えられないような
そんな 潔くないことが多かったから
本当に大切なことは
嫌いな人の中にさえ潜んでいることや
辛く 苦しい出来事の中にしか
見えない世界が在ることや
大嫌いだと思う程 深く関わっている人
なのだ と いう不思議な事実を
信じられる気がして
今は少しだけ 理解できる気がします
見ないふりをしたり
知っていても 知らないふりをするのは
関わりさえ持たない
愛の反対側にあることなのかもしれません
この広い世界で
こんなに沢山の人がいるのに
好くも 悪くも
出逢ってしまったのには…何か理由や
繋がりがあるのかもしれないと
思うようになりました
昔の人が
『縁は異なもの 味なもの』 と
言ったみたいに
全ての縁は 愛すべき
不思議なものなのかもしれないと
思ったりするのです
バスや電車や 飛行機に乗り合わせたり
血縁として生まれてきたり
同じ職場に居る人や
結婚する相手や 家も
きっと 縁の糸が
結ばれているのだと思います
それは 大嫌いだけでなく
大好きも 同じことのような気がします
そして どこかへ飛んでいくのも
とても素敵なことだけど
今の中に 全ては含まれていて
完璧なのかもしれない…なんて
思ったりするのです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生きていると
人の力の及ぶことばかりではなくて
空から落ちて来る 白い贈り物も
調度よいくらい…いつもと同じくらいなら
苦労はないのかもしれません
それから 病気も
治療や予防が確立されていたならば
恐れなくてもよい筈なのに
そうした全ての有り様も
今 この時に
何を見て 知るために
自分は此処にいて
経験しているのだろう と
考えずに居られなくなるのです
例え それが
何かの意志だったとしても…。
できるだけ そのままを見て
感じようと思います
一人の人として
与えられた この世界に在ることが
不思議で堪らないから
誰かの言った 答えではなくて
自分の答えを探したくなるのです
今の中で 恵まれていることの全てから
知らされていることがあるようで
好ましいことも 嫌なことも
耳を澄まして
目を開けて
この世界に
触れてみたくなるのです
何が正解なのかは 分からないけれど
今は 今の中に居て
命を尽くして居られるだけで
幸いに思います
寒くて窓ガラスが凍る
この世界の片隅で
あなたの無事を
そして 幸せをお祈りします
mary
