いつもいつも
心の中に思っていたら
その時が来ても慌てずに
遅れず早まらずいられるでしょう
例えば 夜空を見上げた時に
流れ星が流れても
『平和でありますように』と
三度 願えるのかもしれません
東京の空は違うことなく梅雨空で
明日の夜空に
天の川も織姫も彦星も
見えないかもしれないけれど
もし その隣をある星が
尾を引いて流れていると
想像して
この先の世の平和を願い
祈ることはできるのかもしれません
いつもいつも想っていたら
歌を歌うように流れ出て
行えるようになるのでしょう
全ての中に良いことを思って
歌うようにいられるのには
幾年生きたらよいのでしょう
零れて落ちた言葉も仕草も
何れは自分の元へ返ってくるから
生まれ出る全ては
愛であるように注意して
心を向けて行えたら安堵します
＊＊＊
いつもいつも触れているなら
目を閉じて真っ暗な中にいても
明日へ続く道に
迷うことはないのでしょう
暗闇はどこにでも在って
時々 嵌ってしまいそう
雨降る日に
空が晴れ渡るのを待つように
少しの間 辛抱して
その先へと向かえるように
恐がらないで 縮こまらないで
全部を緩めて
いつも触れている《大丈夫》の
在る方へ 爪先を向けるだけ
もし真っ暗で怖くなったら
力を削がず 立ち止まり
心に光を蓄えておくのです
暗闇の中では
じっと待ってみるのです
自分の中に元気が蓄えられたなら
物事の中に潜む光も見つかって
動き出せるようになるでしょう
《いつも》はとても大事です
いつも想うこと
いつも用意すること
いつも行うこと…etc.
《いつも》の中で安心して
大きな自分を滋養して
触れたら
それだと分かるもの
見えなくても
見えてくるものがあるのです
胸に灯す光が
いつもと同じと教えてくれる
どんな時にでも 無邪気なままで
真実（ほんとう）といられたら
新しく触れたものの中に
同じや似たものを
見つけ合えるのかもしれません
曇り空や雨空に 時折
顔を覗かせるお日様が
なんだかとても嬉しくなります
雲の上にはお日様が
見えないけれど在るのです
空の上のお日様が
いつもいつも見ていてくれる…。
心の中の《いつも》が
行く先を照らしてくれる…。
空も大地も
穏やかでありますように…。
同じ空の下 この世界の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
