あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙・心に太陽を唇に歌を

 

f:id:hinatamary1113:20180614125414j:image

 

『心に太陽を  唇に歌を』

私が十代になった頃

音楽の先生から渡された言葉です。

体を楽器のように震わせて歌を唄うことが

心まで震える素敵なことなのだと実感して

歌が《好き》なだけではない

大切に思えるようになったのは

まだ最近のことのような気がします。

 

言葉を渡された頃の私には 

まだ幼くて  半分も解らなかった

人生に起こる沢山のこと。

その全てと共に生きるのに

ピッタリの言葉だったのですね。

 

・・・あなたは  どんな歌が好きですか?

 

 

 

・・・あなたの心が震えてしまう時

側に歌がありますか?

 

 

 

 

どうしても  どうしても

明日に希望の光が見えなくなる…。

そんな日

生きていると時々堪らなくなる日が

(私には)あるのです。

 

例えば…。

プライベートで人間関係が上手くいかない時

職場に疲れてしまった時

体調が思わしくない時

やりたいことができないと感じる時

お金がない時

時間がない時

どうにもならない現実を

どれだって一つでも抱えたら

一杯一杯になってしまいます。

いくつも抱えたら…。

身動きがとれなくなります。

 

そんな時  大声を出せたら…。

『ギャー』とか『ワー』と

誰もいない山奥で叫べたら良いですね。

でも  なかなか 

そんな場所に行くのは難しいかもしれません。

日常の《いつも》できることを探します。

 

歌を唄うなら  都会?でも

怪しまれないで  できるような気がします。

 

初めは小さな声から始まって 

だんだん大きな声で唄ってみます。

 

声に乗って何かが流れ出していく

そんな気がしませんか?

 

勿論楽器と一緒に震えるのだって素敵です。 

音のメロディーやリズム

其処に身体を合わせて

流れてくるメロディーに

それからリズムに   身体を揺らして

調子を合わせていくのです。

声を出して  歌に乗っていく感じ♪です。

 

楽しい気持ちを味わったり

沈んだ気持ちに重ねたりして

その時の気持ちに合った歌に身を任せます。

(ちょっと大袈裟ですが…。)

 

そうしていると  内から溢れてくる感情を感じて

少し驚いてしまいます。

それを感じるだけ。

そして  歌うだけ。

 

 

 

遠い日に  音楽の授業で渡された言葉は

ずっと心の片隅に居て

私がいつかピンチを迎えた時に

気付くのを待っていたのかもしれません。

 

《心に太陽を…。》

それはまたの機会に…。

 

《唇に歌を♪》  それは素敵な魔法のことば。

 あなたが口ずさむ歌に力を貰えますように。

歌と一緒に感情も流れ出て 

スッキリできたら素敵✨です。

 

誰かと  それとも  ひとりで

思い切り歌を唄ってみてください。

あなたが爽やかな気分になれますように。

あなたの幸せをお祈りします。

mary