石の上にも三年
生まれた瞬間から 物語は始まって
最後のページを埋めるまで
ストーリーは記されていきます
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或る時に 何かに出逢って
その一つのことを長く続けていく
一つは小さなことでも
日々 自分の中で
大きく 育って
深い理解に結び付いたり
進化し 変化していく
そんな自分を感じ取れるなら素敵です
それは 人 各々
好いことなら 心地よく
そうでないことだとしても
続けることで身に付いて
いくのかもしれません
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休まずに 同じ情熱のまま
続けていかれるなら 素敵だけれど
そうでない時も…。
体調が悪いとか
都合が着かないとか
いろいろなことが重なって
いつもやっていることを休んで
ある日 がっかりするかもしれません
人だから…。あるのです。
けれど その日
自分が終止符を打たなければ
また再び 始めて
石の上にも三年…続けることは可能です
日々続けたならば
有に千日を越えてしまいます
一日一度言った
『ありがとうございます』の一言が
三年経つ頃には 千度に…。
でも…始める時の目標に掲げる三年は
長過ぎて 後退りしてしまうから
足元の一日だけを思って居られたら
意外に 三年は
あっという間かもしれません
《千 》 という数は
通過点ではありますが
大きな数字です
自分が変化するのには
十分なのかもしれないから
小さな一つを始めてみます
祈ることや
写真を撮ることや
心を文字にして言葉を紡ぐことや
朝一番に コップ一杯の水を飲むことや
etc.
千を越えた その続きの先に
何が在るのかが楽しみだから
一番初めを 探してみます
今 生きているから
できること
小さな ささやかな
始まりの一歩
今日からなのか…。
明日からなのか
始まるのかもしれないのです
暮らすことの中に
言葉にならない素敵なことが
沢山ありますように…。
心に思うこと
それから
今 始めたこと
そして
止まらない時が
あなたの わたしの
ストーリーを刻みます
まだ 梅雨の明けない
小雨が降る夜のとばりに
虫の声が響きます
あなたのいる この世界の片隅から
あなたの幸せをお祈りします
mary
