優しさが リレーの時のバトンのように
手渡すことができたなら 素敵です
命から命 人から人へ渡されて
こうして自分も
バトンを受け取ってしまったから
優しさのバトンを握りしめ
この一世を使って
誰かへと渡せるようにキョロキョロします
転んでも
それから時には 立ち止まっても
バトンを落として頭を抱えて
探し回ったとしても
それでいい…。
たった一人の優しさが
沢山の人の優しさが
降り注ぐから…。
諦めないで居られます
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次の人へ
バトンを渡すその時は
それは ある日突然やってきます
目の前に現れて 『優しさを注ぐのも
何もしないのも自由だよ…。』なんて
試されているみたい
今まで受け取った優しさと
同じではないけれど 手渡せるなら
不器用でも 寡黙でも
そのままの優しさで
例えばそれは あなた(わたし)の
温かい眼差しで 誰かをみつめ
ぬくもりで 誰かの肩に手を置くこと
或いはそれは
言の葉が 誰かの心の扉を叩き
祈りが 誰かと共に在る…こと
何でも良いのかもしれません
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そうやってバトンを誰かに渡しても
心の中に恵まれた優しさは
無くなったりしないから
もしかしたら
差し出した優しさ以上になって
いつか 形を変えて
返って来るかもしれません
ほんのささやかなことだとしても…。
優しさがゆっくりと広がって
波紋のように何処までも
まあるくなって届いたら素敵です
妄想💦空想💨の世界…?でしょうか
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遺伝子に刻まれた記憶や
霊(たましい)と呼ばれるものに
刻まれた記憶
それは 消えずにずっと
自分の中に在り続け
心の中に叡知となって
隠されているらしい…。
けれど 優しさも叡知も
なかなか思い出すことができなくて
それでも ゆっくり
少しずつ 忘れかけたものを思い出し
少しずつ 隣の人や目の前の人に手渡せたら
小波のような波紋になって
そっと 広がっていくのだと感じるのです
バトンは無理矢理に
渡すことはできないから
誰かが受け取ってくれる時が
チャンスです
それから 自分の中に優しさを
見つけた時が チャンスです
あなた(わたし)の中の大切な
優しさのバトンが
誰かへ渡せますように…。
・・・一番難しかったのは
優しさのバトンを受けとること…。
誰かのくれる優しさに
気付けないこともありますが
何かが違う気がして 受け取れなくて
困ってしまう そんなことも…。
変だなぁと 思ったら(*^-^*)
後ろに一歩下がって 距離をおいたら
優しさのバトンかどうか分かります
簡単に 優しさのバトンを渡し合う日が
誰の許にも訪れますように…。
それは 愛
それは 希望
それは etc.
他の何かが混じらずに
優しさだけで届いたら
あなたの中で確かになって
誰かの許へ…。
秋の風は優しくて 甘い香りや
爽やかさを連れて通り過ぎます
あなたの許へ
この風が届きますように…。
同じ大地の上 この世界の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary