とどまること 動き出すこと
周りの世界の動きとは違います
自分の動きを
止めたり 動かしたりすることは
意外な程 無意識に
行われているのかもしれません
それでも大抵は 大事には至らないから
スムーズに流れるままで
気に止めることもないのです
時々 『あら…?』なんて
違和感を感じる…それまでは
きっと それで好いのかもしれません
流れが淀んで 動けなくなったなら
いっそ 自分の意志で止まってしまって
肉体の動きは 鈍くなって不動でも
頭や心の動きは
他の人の 目には見え難いものだから
そっと 潜行して
自由に
できることをして 過ごします
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読書の秋を満喫して
只今 上橋 菜穂子さんの
物語の中に浸っています
NHKでも取り上げられ 映像化された
《精霊の守り人》の
守り人シリーズを書かれた方です
今月に入って
『天と地の守り人』①②③
『水底の橋』を読み返し
デビュー作の『精霊の木』を
読み直していたところです
一度読んだ本を
二度 三度…etc.読み返すのは
癖のようなものなので
大抵の本は 書店に行って買い求めます
・・・というより
本屋さんに行くと
『本が光って呼んでいる』気がして
(勿論 妄想 空想のお話しですが…この本も)
買わずに帰れないことがしばしばあります
憑かれたように読み進み
読み終えて 読み返します
その後も 何かの時に気になって
また 再びページを捲ることになるので
手元に有る方が都合が好いのです・・・
ということで
外出のお誘いを 頂くこともありますが
今年の秋も 本を読んで過ごしています
夏の終わりには ナウシカの劇画が
気になって 読み返していました
その流れのまま
身の周りの整理をしていて
また 出逢ってしまった感じです
それは あるべき時に
あるべくして出逢ってしまうようなこと…。
それが『時宜に叶う』と
言うのかもしれません
知りたかったことが詰まっていて
離れることができないような
不思議な感覚を味わいます
嬉しいような 楽しいような…。
それだけでは語れない
興味深い 切ない時間を
たっぷり過すことになります
そして 未読の本を見つけたので
後 数冊を本屋さんで探します(*^-^*)
未だに アマゾンのお世話にはならず
本屋さんに直接行って
本に呼ばれたり 本を求めたりして見つけ
実際に手に取って お金を支払って
読み始める ワクワクを手放せません
本の感想や あらすじは
明かさぬが花…。です
面白い…。
自分自身で そう実感したものだけが
時宜に叶うものだから…。
初めて出逢う時だけに味わえる
胸打たれる衝撃や
新鮮な驚きや
心の奥から湧き上がるような衝動を
誰も邪魔してはいけない…のです
それは 何処からか
流れて来る音楽の中にも
木の葉の色付く姿にも
起こりうる 震えるような
感動に 似ています
全ては その時…。
今が その時…。
そうした出逢いの繰り返しを
誰もが いつも
何処かで 味わうのかもしれません
時宜に叶って美しい…。
そんな風に全てと 出逢えますように…。
冷たい雨の降り続く
秋の長雨の毎日に居て
同じ大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary