あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨次に出逢うのは…。

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佳いことも  そうでないことも

出逢えたら…。

 

その先にたどり着く未来は

きっと今よりも

豊かになっていくような気がします

 

それは  有名になったり

お金持ちになるような

豊かさではありません

 

誰かと比べて  自分が素敵に見えたり

大勢の中で  注目されるのとも

少し違うような気がします

 

誰も知らない  自分の生きた時間の中で

言葉にならないような大切な場所が

心の中に生まれるようなこと…。

なのかもしれません

 

時には誰かと共に経験して

共有する瞬間も

各々の中に大切を

生み出していくのだと想います

 

同じような状況に  今

存在しているとしても

 

喜びを感じるもの

困難を抱えるもの

痛みを受け取るもの

去っていくもの…etc.

 

皆  違うのかもしれません

 

命有るこの時は

一人一人のものだから…。

 

                           ***

 

今日の凍てついた

冷たい風が吹く朝を過ごして

いつか  その先に出逢うのは

花の咲く春なのだと…。 

 

千の花に逢えるのは

今日を越えた  未来の自分

 

一つ辛いことが雨になり

二つ苦しいことが雪に変わり

三つ悲しいことが強い風になって

身に降り掛かったとしても

 

春の陽に花咲く日を迎えるには

今を超え  次の日を迎えて

その次の日へ…。

 

自分の力では越えられない

そんな時には  

青空やお日様や

木や草や  大地に力を借り

 

時には人に

信頼できる誠実な誰かに頼んだりして

 

もし断られたら

落ち込まないで

『待て 待て。どうしたことだろう』

もう一度考えてみるのです

 

頼み事は

自分でできることかもしれず

 

それとも

他の誰かにお願いする為

断られたのかもしれないから

 

ちょっと離れて見回して

好い思い付きが生まれるように

 

肩の力を抜いて  心静かに

別のもっと身近な小さな

目の前のことに集中して過ごします

 

できるなら  少しの間

手に余ることはすっかり頭から除いて

 

心軽やかに 

目の前のできることに向かってみます

 

そうして  昨日とは違う

今を過ごして

 

今とは同じにならない

明日を迎えて

 

たまには  階段を踏み外して落っこちて

『あらあら…。』

そんなこともあるけれど

 

ぶつけた痛みに

『生きている…?』

『災厄が落ちたかしら…?』

と  感謝して

 

このくらいで済んで良かったなんて

そっと過ごしてみたりして

 

我ながら  笑ってしまいます

 

それは  ただ自分の身に起きて

恵まれたこと…。

 

伝えなければ  誰も知らない

自分の内に恵まれた豊かな世界です

 

痛いし  危ないし…。

それでも  落ちながら感じることや

何が起きているのかを感じる

大きな大切な出来事なのかもしれない

なんて思ってみます

 

真っ白な世界に包まれて

大地は凍てつくかもしれません

 

あなたが御無事でありますように…。

 

冷たい空気に包まれた

同じ大地の片隅で

あなたの幸せをお祈りします

mary