物事の是非を問うのには
長い年月が
かかるのかもしれません
オリンピックも
甲子園も
そして 昨年にはできなかった
様々な式典も
etc.
ある日のこと
ゴルフの笹生選手が先日の大会に
フィリピン代表として選出され
『それがわたしの人生』そう
言ったとゴルフ中継中耳にして
？？？
プレーの開始前に
いつも試合に同行している
笹生選手が信頼を寄せる
キャディーさんが
熱中症で参加を断念した…。
と言う場面の
インタビューでのことらしく
肉声ではなかったから
真意も 報道が真実かも
分かりません…。
思わず『えっ。何？』
（あんなに若いのに…。）
年齢で計ってはいけなかった
みたいです
人が 困難な状況に陥った時
『それが私の人生』そう 言って
全てを受け入れられるのは
簡単なことではないけれど
いつもとは違う状況で
精一杯力を尽くしていた姿は
心動かされるものがありました
畑岡選手も稲見選手も
それは 行われた競技に
出場された他の選手も 全てが
皆 同じように…。
どの競技 どの選手も
きっと いつもの大会では
なかった筈でした
けれど その勇姿は
確かに
この瞬間やあの瞬間
多くの人の心に
刻まれたのだと思います
困難はいつの時にも
突然にやって来て
それが『私の人生だ』そう
いつも向かい合えるなら
そこから見える世界は
自ずと 違うのかもしれません
画面に釘ずけ
勝っても負けても
拍手しかありませんでした
＊＊＊
水泳競技の
個人メドレー４００mと２００mに
出場した 大橋選手が
『何か意味がある』そう
何度も繰り返し
インタビューで語っていました
オリンピックと言う大会を通して
こんなにも競技を行うことに
意味を見いだそうとすることは
なかったのかもしれません
ただ走ること
ただ泳ぐこと
ただプレーすること…etc.
そして 競い合い
高め合うこと
より磨かれること
だけだったかもしれないものが
人々の心の中で進化していきます
行うことの意味は
人が創造していくのです
答えを探して
自分のことや家族のこととして
想像し 考え続けることは
とても大切なこと
さて、
『オリンピックには政治が介入せず
オリンピックの時だけは
世界中は戦争を停止するのだ』と
子供の頃 学校で習ったような
気がします
本当にそうなったら
もっと大きな意味が見出だせる
のかもしれません
＊＊＊
災害に見舞われた時
スポーツや音楽や全ての楽しみに
価値を見いだせなくなって
笑ってはいけない…。
楽しんではいけない…。
そんな事を思っていた時期
それでも 歌を歌い
スポーツを届け
《生きる》を支えた人がいて
今の現状に照らし合わせることは
できないけれど
世界中がくまなく
困難に見舞われている
この時に オリンピックを
行った日本の国の在り方は
今後 問われ続けていくでしょう
どの競技にも
選手を輝かせる 多くの人の力が
存在していたこと
開催の是非をめぐる意見も
開催中の不手際も
人の力の行うことだから
それでも関係各所の尽力で
命を失うことが起こらずに
終われたオリンピックだったこと
陰で支えて下さった人々の
ご苦労に感謝しかありません
『ありがとう』がいっぱいです
そして今は 甲子園で
熱闘が繰りひろげられ
球児と呼ぶには逞し過ぎる
大人びた高校生が
汗を流します
そして もうすぐ
パラリンピックも始まります
心の中に 在るものは
無くすことはできません
それでも
『それが私の人生』そう言って
一日を過ごせたら…。
大きなことも 小さなことも
身に降りかかること全て
自分の人生…。
お天気が良いのも今日まで…と
そう天気予報で知らされたから
沢山の洗濯ものが
お日様の匂いに染まります
知らせてくれて
『ありがとう🎵』
長くなりました…。
暑いのも
後少しかもしれません
すすきの穂が出てきて
少しずつ季節は移り変わります
同じ空の下
この世界の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
