雨に洗われて清々しい空気が
波のように地上を流れて
空を見上げると 青空に白い雲
面白い雲たちが代わる代わる
現れては消えていきます
朝がきたら
夕べの春の夜みたいな靄の中
空にぼんやり輝いていた
月と星の共演も
車のキーの電池切れランプの
点灯したことも
すっかり忘れてしまっています
だんだん現実に体が慣れていくと
記憶も浮かび上がって
キョロキョロして
ぼんやりした頭のまま
今日の日の美しい朝へ
するりと滑り込んでしまいます
それから ゆっくり
窓を開けて 湿った部屋に
新しい風を呼び込んで
体も頭も動き出します
***
ひとりでに動き出す体は
繰り返すことで身に付いた
体の働きを思い起こさせて
毎日の繰り返しは 面白いほど
滑らかに動いていきます
車の運転をする時や
料理をする時にも
自然に体の方が 頭より敏感に
動いてくれるから
身に付いたことは助けになります
その心地好い感じが
とても好き
だから そんな滑らかに動く朝は
なるべく静かに
集中して過ごします
そうした流れを
一巡り過ごす一方で
別の時間が流れ出します
滑らかに動いてできた余裕の時間
本を読んだり
人の言葉を聞いたりして
閃いたことを書留めて…。
(書留めないと (・・?
忘れるようになったから)
空の上と この星と
動きも早さも違って吹く風のように
そうしていると 一日は
あっという間に 過ぎていきます
朝がきて
気持ちよく目覚められたら
それだけで 《好い兆し》のように
嬉しくて 何かが動き出します
何処かではない
此処にいて
今を全部感じられたら
それは 幸せなのかもしれません
朝 目覚めが
少しドヨ~ンとしても
ゆっくり動き出して
コップにお水か白湯を一杯
体に流し込んだら
思い切り息を吐き出して
ゆっくり深呼吸をするだけで
肺が膨らんで 血液が体の中を
滞りなく流れ始めたら
大丈夫(*^-^*)
雲が掃かれて青だけになった空に
秋の終わりのお日様が輝いて
『何とかなる…なる。』
気になるのです
暖かい秋の一日
けれど 霜月の昨日は
一の酉の日
酉の市が開かれた浅草が
ニュースの画面に写されていました
二の酉は二十一日だとか…。
節目節目に行う行事は
年末まで目白押し
無事 穏やかなでありますように…。
爽やかな風渡る
この世界の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary