希望
明日の中に見るものが
誰かのものでは無いように
自分の目の見たものでありますように…。
そして
見ていると思った世界が
自分の心の内を 映して現れているのなら
美しく在りますように…。希います。
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どこに居ても 誰と居ても
目に写すものは
自分の内側の世界を反映していたことを
思い出します。
過去の日
同じものを見ていた筈なのに
まるで違うものを見ているように
感じることがありました。
例えば
病室から見た
大きな虹は
それまで見たどんな虹よりも美しかった
その美しさ故に
その後の過酷な運命に重なって
暫くの間 わたしの中で
虹は畏れに変わりました。
大きな世界に起こる
いつもの暮らしには無いことが
時々 小さな暮らしに
影を落とすことがあります。
虹を見るのが 本当に苦しかった…。
虹を見て苦しくなる
その自分が 痛ましかった…。
虹の美しさに
苦しみや悲しみをくっつけて
一緒に思い出すのです。
まるで 恐ろしいことの始まりを
知らせに来たもののように
感じてしまう。
時と共に
そんな場所から
解き放たれていきました。
今 虹に会えたなら
美しいものに会う 喜びだけを感じます。
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迎えている現実の環境によって
見ているものの 色 形 匂いetc.
快不快までもが
違って感じることがあります。
それは とてもとても当たり前で
自然なことです。
心は自由なのですから…。
目で見て
鼻で匂いを感じて
舌で味わい
耳で聞いて
触れてみる
自分が願っているように…。
苦痛に感じることさえも
自分が そう感じようとしていると
気づいた時に 愕然としたのです。
けれど そこには
どう望むのか
選べる自由があることを知りました。
自分の内側の
澱のような 哀しみや苦しみ
痛みや怒りを
そのままにして
他の何かにしないこと。
他の何かとくっつけないことが
助けになって
痛ましい自分から
解き放された
気がします。
ただ シンプルに願います。
美しいものを
そのまま見られますように…。
愛することを
そのまま大切にできますように。
平和なわたしで
居られますように…。
願いは
一つではありません。
沢山の願いを
そして いつも祈ります。
今日 目に写るものが
美しい世界で在りますように…。
あなたの幸せを
お祈りします。
mary
