あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨もし…。

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誰かと私

 

もし…。

 

この人生が明日終わってしまうなら…。

そう仮定したら  世界が少し違って見えます

(縁起でもない

    そんな声が聞こえるかもしれない)

 

現実に  そうならなくても

もし  一日しか無い人生なら 

どう生きるかを  真剣に

考えるような気がします。

 

やり残したことだらけ…だったとしても。

 

 

以前なら 

自分の人生が明日までなどと

思うことは無かったかもしれません

 

思ったとしても…。

それほど  真剣には

考えていなかったのです

 

例えそれが三ヶ月 

一年先のことだったとしても

 

限られた時間だと思っただけで

真剣さが違います

 

どんなに代わりたくても 

自分の人生と

誰かの人生を代わることはできないから

 

役割も…。

関わり方も…。

愛情表現も…。

流れる時間も…。

同じは一つもありません

 

そんな  当たり前のことだけど

今よりも  簡単に考えて

誰かに合わせたり

少しずつ 

自分を譲っていたのかもしれません

 

自分のことを大切にしていたつもり

でも

今とは  少し違っていました

 

自分がギリギリのところまで

無理をして  時間もエネルギーも

みんな  注ぎ込んで

 

それが最善で  愛だと思っていたのです

 

今より少し若かったし…。

そう  できたのかもしれません

 

何よりも 

何をしても守ってくれた人が

直ぐ側に居たから?だと思います

 

そんな  心強い 

大切な存在を失わないと

解らなかった…。

 

肉体の終わりは  誰にも訪れます

 

そして  誰かも私も 

代わりになれるものは

誰一人居ないことを  実感します

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

この世界に生まれて来た 

一人として

この世界に生きている 

 

だからこそ 

自分自身の生まれて来た約束を

果たしたい

そう思うようになりました

 

この人生で できることは

それほど多くはないのです

 

どんなに強く思っても

誰一人  誰かと

代われる人は居ないから

 

どんなによく似た顔で

似た声で  同じように話しをしても

 

自分の人生の舞台では

誰も主人公の役割を

代ることはできないのです

 

 

そう思ったら  自分の人生に

身を尽くしたくなります

 

そう思ったら

できることが目の前に現れて

それとも  其所に私が運ばれるのか…。

 

今は  自分の役割が

分かりやすく

目の前に現れるようになりました

 

『自分を譲ってはいけない』

 

ある日  響いた言葉

その表現は  余りに漠然として

ともすると  身勝手にさえ思われますが

 

・・・とても大切なことでした

 

そして  シンプルに

自分の  命を譲らないという

ハッキリとした線を引く

 

それだけでした

 

この世界に生まれて

約束した役割が果たせますように…。

 

『ありがとうございます。』そう

どうか  いつの時も

言い忘れませんように…。

 

そして 誰かと私の

幸せを祈り続けられますように…。

 

そんなに沢山のことではありません

ただ  それだけ

 

 

そして  あなたの幸せを

同じ空の下から  お祈りしています

mary